金融資産形成術 第14回、第15回、「米国株式市場の死と再生」 Kinzai Financial Planの「旧」連載

1999年4月、ちょうど22年前に「株式市場の死と再生 米国に学べ金融リテールビジネス」(経済法令出版)と題する本を上梓しました。すでに絶版となってしまったこの本は私にとっては忘れられない、そしてその後の私の人生に大きな影響を与えた本となりました。91年から95年の3年半、2ワールドトレードセンタ―ビルの98階にオフィスのあった山一証券経済研究所ニューヨーク事務所で現地の金融サービスの調査をしていました。その間に調べた資料をもとに、山一證券の自主廃業後に転職したメリルリンチ証券東京支店調査部時代に書き上げました。私の本が上梓された翌月同じ出版社から「賢明な投資家への道」と題する本が上梓されました。その本の筆者から突然電話があってランチでもどうかと誘われたのは99年の夏前だったと思います。その人は蔵元康雄さん、フィデリティ投信のレジェンドです。なにせ当時の私には神様にも思えたピーター・リンチと同期入社で机を並べてアナリストの仕事をしていたとは・・・。ランチでご一緒するまでそのことを知らなかったのですから、お恥ずかしい話です。その後、縁あって7年後に私もフィデリティで職を得ました。長話になりましたが、その本のエッセンスを20年ぶりに連載に書いたのか、添付の2本です。今でも通じる内容かどうか吟味してみてください。

金融資産形成術(第14回)株式市場の死と再生

金融資産形成術(第15回)株式市場のこれから