私の心情(56)―地方都市移住16-今年もアンケートやるよ

地方都市移住、ちょっと流行りになるかも

2019年に地方都市移住に関するアンケート調査を60-69歳の人を対象に実施しました。その結果は、2020年1月に「東京、名古屋、大阪居住者とそこから移住した人に聞く地方都市移住アンケート」として公開しました。特に、「移住した人の8割が現在の資産で退職後の生活ができると評価している」ことから地方都市移住は生活コストの引き下げに効果があると強く印象を受けました。

移住した人の8割は移住したことを評価していましたし、移住して家族の関係がよくなったとか、新しいネットワークができたとかといった、生活の潤いの面を評価理由として上げる人が多かったことも新しい発見でした。

その後、新型コロナウイルスの蔓延で、リモートワークが急速に注目されて、地方移住する若い人たちも増えていると報道されるようになりました。良い流れだと思いますが、やはり主役は退職者世代だと思います。

どこの地方都市がいいんだろう?

ところで今年も地方都市移住のアンケート調査をやることに決めました! というのもやっと今年度のフィンウェル研究所の収入がアンケート調査費用をカバーできるまで積みあがってきたからです。少しずつですが原稿料や本の印税、講演会の講師料などが積み重なってきたんだ、とちょっと感慨深いところです(改めてご依頼をいただいている皆さまに感謝です)。

で、今回は少し新たな趣向を加えてみます。やっぱり興味があるのは、「どこの都市がいいの?」ってことだと思い、そのあたりも設問に加えることにしました。予定では4-5月に公開できそうです。これから実査、集計、レポート化とプロセスがありますが、今しばらくお待ちください(なんか映画の公開告知のようになってしまいましたが・・・・)。